こんにちは。しずぱんです。
part1ではなぜ風力発電に注目するのかについて簡単に書きました。
part2では2021年の風力発電状況についてnoteしていきたいと思います。
※このnoteは、以下の出典にある資料を読んで書いたものになります。
出典:Wind Europe (February 2022): Wind energy in Europe; 2021 Statistics and the outlook for 2022-2026, https://windeurope.org/intelligence-platform/product/wind-energy-in-europe-2021-statistics-and-the-outlook-for-2022-2026/
2021年に導入した風力発電
まず、2021年に新規導入された風力発電量(国別)は以下の通りです。単位はメガワットです。

出典にもある表ですが、一番多く導入したのは今はEUではないイギリス。
次いでスウェーデン、ドイツ、トルコ、オランダ、フランス…となっています。
それと急に出てきた洋上風力、陸上風力ですが、読んで字のごとく海に作るのが洋上風力、陸に作るのが陸上風力です。
2021年に導入された風力発電のうち81%が陸上風力、19%が洋上風力でした。海の上に作るのは難しいですもんね。
陸上風力ではスウェーデン、ドイツ、トルコ、フランスあたりがトップで、洋上風力ではイギリス、デンマーク、オランダ、ノルウェーでした。
国別の割合にしたのが以下の円グラフ。
こういった国々は積極的に取り組んでいるのですね。勉強になる。

感覚で把握できるように地図も加えておきます。
色は、洋上風力・陸上風力のどちらかメインの方で表しました。
(洋上風力メイン→濃い青、陸上風力メイン→薄い青)
番号は一番上の表と紐づいています。
イギリス、オランダ、デンマーク、ノルウェーは洋上、陸上のどちらも頑張っている国です。知らなかったなぁ。

国別ハイライト
1.イギリス
・導入した風力発電のうち88%が洋上風力。
・Moray East洋上風力, Triton Knoll洋上風力が牽引した模様。
場所は以下の地図を参照ください。
※google mapで調べました。


2.スウェーデン
・陸上風力発電量が前年比で2倍以上で、過去一の導入量だった模様。
・2021年ではヨーロッパで最も多くの陸上風力発電を導入した模様。
3.ドイツ
・詳しく書かれていないのでよく分からなかったのですが、ドイツには認可するシステムに問題があるらしいです。認可状況が若干改善されて微増の模様。
終わりに
今回は、2021年に導入された風力発電状況についてnoteしました。
個人的にはイギリスがとても頑張っているのには驚きましたし、スウェーデンが昨年の導入量2位というのも意外でした。
時間はかかりますが、ゆっくり勉強していきたいです。
ではでは。
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