みなさんこんにちは。
軒並み下落が続いている2022年も半分が過ぎました。
S&P500、NASDAQ, DOWと年初来-20%程ですね。
指数を購入している人は毎日苦しいのではないでしょうか。参考までにS&P500のチャートを貼っておきます。
コロナ後の物凄い上げからの物凄い下げとなっています。
私のポートフォリオ(長期)もメタメタになっておりますが…、実は2022年の短期投資運用成績はプラスになっています。
これまでとは違った投資態度や銘柄選定を意識したことでプラスになったと考えていますが、そんな私が厳選した4銘柄をまとめてみます。
銘柄を選ぶ際の条件は、
これから景気は後退していく
この条件下で強いと思われる銘柄たちとなります。
*決して銘柄推奨をしているわけではありません。あくまで参考にしていただければと思います。
*2022年の運用パフォーマンスがプラスになっているポイントについては別記事にしようと思います。
コルゲート・パーモリーブ (CL)
1社目はコルゲート・パーモリーブです。
アメリカの消費財メーカーで、歯磨き粉、歯ブラシ、石鹸といった家庭用品を提供するメーカーです。
景気減速時であってもこのような商品は必ず必要になりますから、ディフェンシブ株の中でも注目企業の1つになると思われます。
それではチャートをご覧ください。
コロナ後の下→上 からの横ばい。
コルゲート・パーモリーブのような老舗企業ともなれば直近の決算(EPS、売上高、ガイダンス)はそこまで重要視しなくてもよいので、「買われすぎていない」ことがポイントだと考えます。
それと配当金はなんと、59年連続増配中です。
安定的に配当金を支払ってくれるということは、ちょっとやそっとの下落で売り飛ばされることはまずないのではないかと思われます。
ブラウンフォーマン (BF.B)
2社目は、蒸留酒では世界有数の老舗メーカーの一つであるブラウンフォーマンです。
歴史的に見て景気減速時はビールの売上は上がる とジムクレーマーが言っていました。一般消費財のコルゲートと同じ意味合いなのでしょうね。
チャートはこちら。
あまり手がついていなくて買いやすそうです。直近反応していますね。
最近の下落トレンドを突破してから一回押し目が出ましたので、ここからさらに上を目指せれば、まさに今が旬な銘柄だと思います!
ちなみにこの銘柄、38年連続増配銘柄となっております。
クラフト・ハインツ (KHC)
3社目は、世界第5位の大手加工食品メーカーであるクラフト・ハインツです。
経営統合であまりよろしくない状態が続いていたようですが、近年は復活中とのことです。
株価もヨコヨコからの微上げ中。
まさにこれからという感じが伝わってくる銘柄です。
コカ・コーラ(KO)
4社目はみんな大好きコカ・コーラです。
ディフェンシブ株の筆頭格ですね。
チャートを見ると既に反応していて随分高値まで来ている感じもします。
ただし、不景気になったときのコーラの売上は歴史的に見て下がらないとジムクレーマーは言っていましたし、これからの経済の流れを考えてもまだまだここからの銘柄だと思います。
業績はいうことなし、59年連続増配銘柄 コカ・コーラ。
押し目でinしたい銘柄です。
まとめ
今回紹介した銘柄たちは長年アメリカで活躍し続けてきた老舗企業です。
本来、個別銘柄は決算を必ず確認する必要がありますが、これらの有名企業は多少決算をミスしたとしても多めに見られることが多いようです。
実際、コルゲート・パーモリーブが決算をミスしたとき、大きな下落はありませんでした。
これは裏を返せば、株価の上昇があまり無いことを意味します。
つまり、こういった銘柄を買ったからといっても今日の明日に+10%、+20%を目指すことはできないということです。
ある程度時間をかけて株が育つのを待つ。
こういった信念を持って、この難局を乗り切れればと思います。
この4銘柄以外にも、老舗企業のディフェンシブ銘柄はたくさんありますので、是非検索してみてください。
簡単ではありますが、今回は以上になります。
参考になりましたら幸いです。
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